白い車、現場路地へ　三重・中３殺害、不明時間帯に目撃

　三重県朝日町の空き地で、同県四日市市の中学３年の女子生徒（１５）が遺体で見つかった強盗殺人・死体遺棄事件で、女子生徒が行方不明になった時間帯に、遺体が見つかった空き地へ続く路地に進入する白い軽乗用車が目撃されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。四日市北署の特別捜査本部は、この車が事件に関係している可能性があるとみて特定を急いでいる。

　捜査関係者によると、軽乗用車が目撃されたのは８月２５日午後１１時ごろ。車で通りかかった男性が、県道から遺体が見つかった空き地へ約２０メートル続く路地に入る軽乗用車を見かけたという。

　女子生徒は午後１０時４５分ごろ、ＪＲ関西線朝日駅近くのスーパー付近の県道丁字路で友人と別れ、県道を西へ向かって歩いていた。さらに約１０分後には、別の友人にスマートフォンからメッセージを送っていた。