スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- ) 上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
<尖閣映像流出>当面任意で聴取へ 不明な点多く
2010 / 11 / 12 ( Fri ) 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡るビデオ映像流出事件で、警視庁捜査1課は12日、関与を認めた第5管区海上保安本部(神戸市)の神戸海上保安部に所属する海上保安官(43)から、当面は任意で事情聴取を継続する方針を決めた。3日間にわたって国家公務員法(守秘義務)違反容疑で取り調べたが、容疑の裏付けが不十分と判断した。週明けにも逮捕の可否を判断するとみられるが、捜査は長期化の様相も見せ始めている。【山本太一、三木幸治、山本将克】
■捜査 保安官が上司に投稿を打ち明けたのは10日朝。海上保安庁からの告発を受け捜査を始めてからまだ2日で、捜査当局にとっては想定外の「自首」だった。 捜査1課は動画投稿サイト「ユーチューブ」への発信元とみられる神戸市内の漫画喫茶を調べるために現地に派遣した捜査員を急きょ、保安官の取り調べに充てた。逮捕を見据えて、捜査は慌ただしく動き出した。 「自分が流出させた」。保安官は調べにも関与を認めたが、細部の説明はあいまいだった。初日の聴取は午後9時半に終わったが、保安官は同僚に付き添われ5管にとどまった。3日間の調べに、9月下旬〜10月中旬に映像を巡視艇のパソコンからUSBメモリーに取り込んで漫画喫茶に持ち込んで投稿し、帰宅するまでに壊して破棄したと話している。 だが、巡視艇内のパソコンに映像は残っておらず、メモリーも見つからない。漫画喫茶のパソコンの通信記録も削除されていた。同僚らも巡視艇内で映像を見たというが、厳重に管理されていたはずの映像が船内で見られるようになった経緯の裏付けも終わっていない。 供述の裏付けが取れないまま時間が経過し、幹部らの意見も割れ始めた。警察幹部からは「通常なら時間をかけて内偵捜査で容疑を固めたうえ、聴取するようなハードルの高い事件だ」との声も漏れる。3日連続の取り調べ。「半分逮捕されたような状況」(保安官の弁護士)が続くことには検察内部からも難色を示す声があがった。「任意の取り調べ」は限界を超えていた。 ■誤算 事実の解明を困難にしている要因の一つが、海上保安庁の内部調査の甘さだ。 検察首脳は「海保に聞けば分かるはずの事実関係が出てこないのはおかしい」とため息をつく。 海保は当初、映像は石垣海上保安部で「厳重に保管している」と説明。本庁や第11管区海上保安本部(那覇市)に送られたコピーは廃棄したとして、対象を石垣海保に絞って内部調査を行った。 ところが、警視庁や東京地検の捜査で、海上保安大学校を経由して5管や、保安官が乗務していた巡視艇でも映像を見ることができたことが判明、海保の説明と矛盾する事実が明らかになった。 検察幹部は「初めから調査をやり直しているようなもの。流出経緯の特定には時間がかかる」と海保を批判。別の幹部は「外形的な事実関係が確定しないと逮捕をするかどうかという議論にも入れない」と説明する。 ■今後 捜査は今後どのように推移するのか。守秘義務違反での立件には、映像が「職務上知り得た秘密」であることを立証する必要がある。映像の一部が国会議員に公開されたことから、検察内部には「保護に値する秘密に当たらない」という見方もある。だが、検察首脳は「海保の人間が海保のパソコンで入手したのであれば、職務上知り得た秘密と言えるだろう」と指摘する。 一方で、処罰価値があるかどうかは意見が分かれる。法務・検察幹部は「国家機密を漏らした容疑者を英雄視するのはおかしい」と語るが、検察幹部は「漁船の中国人船長を不起訴にして、被害者である海保の人間を起訴するという判断が国民に理解されるのか」と指摘する。「国民の知る権利との関係をどう考えるか、難しい判断だ」との声も漏れる。 ☆…今月のピックアップ…☆ 長いつばが特徴のニット帽!かわいくて小顔に見えるから人気なんです☆☆☆ 選べる9色展開!長めのつばで小顔効果抜群!ケーブル編みニットキャスケット【送料無料】売れて... |
|
| ホーム |
|