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組織的隠蔽の有無、徹底解明へ 前特捜部長の対応カギ
2010 / 09 / 26 ( Sun ) 組織的な隠蔽(いんぺい)はあったのか。大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件で、最高検は今後も、主任検事の前田恒彦容疑者(43)の上司らから事情聴取を重ね、事件が半年以上も表面化しなかった経緯について解明を進める。地検内で何が起こっていたのか−。最高検は、当時の特捜部長の対応がカギになるとみている。
◇内部告発 発覚のきっかけは、同僚検事が前田容疑者にかけた1本の電話だった。捜査関係者の話によると、発覚の経緯はこうだ。 大阪地裁で1月27日にあった厚生労働省元局長の村木厚子さん(54)=無罪確定=の初公判で、検察側の主張する偽証明書の作成日時と、書き換え前のフロッピーディスク(FD)データを記載した捜査報告書の日付が食い違うと弁護側が指摘した。 公判初日にぶつけられたマイナス材料。同僚検事は東京地検特捜部の応援で東京に出張中だった前田容疑者に電話し、FDの存在をただした。 「時限爆弾を仕掛けた。最終更新日時を変えた」 前田容疑者の告白は驚くべき内容だった。同僚検事は意図的な証拠改竄を示唆する発言と受け止め、村木さんの公判担当検事らに伝えた。 さらに、1月末に佐賀元明前特捜部副部長にこの電話内容を報告。佐賀前副部長は2月初め、大坪弘道前特捜部長に改竄疑惑を伝えたという。このとき、公判担当検事は「事実を公表すべきだ」と強い口調で進言したとされる。 ◇全面対決 “内部告発”を受けた大坪前部長は−。 まず佐賀前副部長に前田容疑者に電話するよう指示した。「捜査の一環でFDのデータを見た。誤って書き換えた可能性がある」。前田容疑者から返ってきた説明は「過失」だった。 当時、村木さんの公判で弁護側と検察側は全面対決していた。データ書き換えの事実を弁護側に伝えず、厚労省元係長の上村勉被告(41)側に返却されていたFDを借りて調査することもしなかった。前田容疑者に、言い分をそのまま記した部内資料を作成させるにとどめた。 なぜ、大坪前部長らは前田容疑者の説明をうのみにしたのか。大坪前部長は最高検の調べに「前田検事からは過失だったという説明を受けた。(正しい更新日時を記した捜査報告書があるので)公判では影響がないと考えた」などと説明しているとされる。 前田容疑者は容疑者から重要供述を引き出す「割り屋」として検察内で評価されていた。大坪前部長も「割り屋」として有名で、前田容疑者を“右腕”として重用していたという。最高検は、前田容疑者と大坪前部長のこうした関係性も重視しているようだ。 ◇トップに報告 同僚検事らからの指摘を受け、大坪前部長と佐賀前副部長は2月上旬、小林敬検事正と玉井英章前次席検事に報告した。 同僚検事らからは「改竄の疑いが強い」との報告を受けていたとされるが、地検トップとナンバー2の前では、「改竄」や「書き換え」をにおわす説明をしなかった可能性がある。 小林検事正は周囲に「特捜部からの報告は『FDをめぐり、前田容疑者と別の検事がトラブルになっているが、問題はありません』といったものだった」と話しているという。 4人が対応を協議した結果、地検として「証拠管理上のミスにとどまる」との結論に達し、実態調査と公表を見送った。 ☆…今月のピックアップ…☆ 体臭が気になる方向けの人気消臭下着 ★ポイント10倍!【瞬感消臭男性用ブリーフ】/くさいニオイもすぐ分解!新素材の消臭下着【瞬... |
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