長野新幹線から「北陸新幹線」に…金沢延伸後

　ＪＲ東日本は２日、東京―長野間を走る「長野新幹線」について、２０１５年春に金沢まで延伸開業した後は、名称を「北陸新幹線」に統一すると発表した。

　利用者の混乱を招かないよう駅の案内板や時刻表には「北陸新幹線（長野経由）」などと表記する。

　法律上は北陸新幹線が正式名称だが、現在は長野止まりのため、駅の案内や時刻表には長野新幹線を通称として使っている。ＪＲ東によると、名称統一後は、主に東京、上野、大宮駅で、案内表示や放送を通じて長野方面へ向かう新幹線とわかるように工夫する。

　延伸後に走る北陸新幹線は、停車駅が多いタイプと少ないタイプなどに分け、それぞれに東海道新幹線の「のぞみ」や「ひかり」のような愛称をつける予定。