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争点整理に3年半…その間に目撃者は死亡 大阪の殺人未遂事件、判決へ
2013 / 03 / 18 ( Mon )

争点整理に3年半…その間に目撃者は死亡 大阪の殺人未遂事件、判決へ

産経新聞 3月18日(月)21時16分配信

■被告に有利な証言するはずだったのに…

 大阪市旭区で平成20年3月、男性が暴行を受け重傷となった事件で、殺人未遂罪に問われ懲役15年を求刑された養子の無職、田尻正慶被告(69)の判決公判が19日、大阪地裁で開かれる。争点を整理する期日間整理手続きで、証拠開示をめぐって検察側と弁護側が対立。手続きは昨年9月までの3年半で計54回にもおよんだ。その間に、無罪主張する被告に有利な証言をするはずだった目撃者が死亡。証人尋問ができない事態となり、弁護側は検察側の対応を批判している。

 田尻被告は20年3月4日夜、死亡保険金を得るため、同区内の遊歩道で養父(75)に暴行を加え、脳挫傷などの重傷を負わせたとして、逮捕・起訴された。田尻被告は捜査段階から一貫して犯行を否認。検察、弁護側の主張が対立するため、第5回公判終了後の21年3月、期日間整理手続きが始まった。

 手続きで弁護側は、目撃情報全般の捜査報告書などの証拠開示を求めたが、検察側は「どんな報告書を求めているのか具体的ではない」などと反論。裁判所も弁護側の求めた証拠の開示命令を出さなかった。

 23年6月になって検察側が任意で開示した捜査報告書から、事件直後の現場の様子を目撃した男性がいることが判明。報告書には、男性が警察官に「40歳ぐらいで小太り、ボサボサの髪の男が現場から立ち去るのを見た」と証言したと記載されており、60代でやせ形、短髪だった田尻被告と外見が大きく異なった。

■「あえて遅らせたわけではない」検察側

 弁護側は田尻被告の犯人性を否定する証言として重視。昨年7月、男性を証人申請したが、男性は23年9月に死亡していた。代わりに、男性から聞き取りをした大阪府警の捜査員が証人尋問で、報告書と同様の内容の証言を行った。

 田尻被告の弁護人を務める篠原俊一弁護士は「目撃証言は被告に有利な内容。検察側は当初、男性の存在を明らかにせず、証拠開示も遅かったため、重要な証言を得る機会が失われた」と批判。一方、ある検察幹部は「具体的に証拠が特定されなければ開示のしようもない。あえて遅らせたわけではない」と反論する。

 近年の刑事裁判では、積極的な証拠開示の流れが強まっている。甲南大法科大学院の園田寿教授(刑事法)は「裁判の迅速化を考えると、検察側の対応は疑問。また、裁判所も必要に応じて開示を求めるべきだった」と話している。



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