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室町時代のゆるキャラ？三重塔の「天邪鬼」
2010 / 06 / 20 ( Sun ) 【麗し大和・記者の裏話】
■ゆるキャラ「天邪鬼」 「あー、いるいる。上の層にも四隅にいるやん」と記者。岩船寺三重塔を下から眺め、「天邪鬼」を探した。別名「隅鬼（すみおに）」ｔも。塔の軒を支える木の間に挟まって（支えて？）いる部材を鬼（サルのようにも見えるが…）の形に装飾彫りしたもので、少々つり上がり気味の目をひんむいて座っている。３層それぞれ四隅にいるから、計１２体か。望遠でのぞいていた飯田カメラマンが「なーんか、全部顔が違うなあ」と写真に収めた。 一体だれが考えたのだろう、なんとも発想がユニーク。厄よけの願いも込められていたのだろうか。本堂内のガラスケースに、オリジナルの「天邪鬼」（重文）が保存されているので、興味のある人はどうぞ。ずいぶんぼろぼろで、２つの目があった痕跡はわかるけれど、風雨にさらされた年月を物語る“古さ”だった。 本堂では「邪鬼土鈴」が売られていて、厄よけとして玄関や下駄箱などに置くとよいそう。お茶をたしなむ人には「蓋置きにちょうどいい」と人気だそうだ。 ■南山城の寺めぐり さて、今回は「もう一つの大和」として岩船寺を訪ねたが、ほかにも周辺には浄瑠璃寺や海住山寺、蟹満寺など魅力的な寺が多い。いずれ紹介できれば、とは思っているのですが…。岩船寺近くは「当尾の石仏めぐり」も有名で、ハイキングコースになっている。“歩き派”はぜひそちらも挑戦していただければ。 ■幻の鉄道遺構めぐり ハイキングコースといえば、明治３１年に開通してわずか９年で廃止されたという「大仏鉄道」（加茂〜奈良間）の遺構をめぐるコースが密かに人気を集めているらしい。たまたま木津川市観光協会のパンフレットを見ていたら、加茂駅東口〜加茂駅西口の約３・５時間のコース紹介があった。興味のある人はｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．０７７４．ｏｒ．ｊｐ／ｇｒｅｅｔｉｎｇ．ｈｔｍｌ。 ☆…今月のピックアップ…☆ 体臭が気になる方向けの人気消臭下着  ★ポイント10倍！【瞬感消臭男性用ブリーフ】／くさいニオイもすぐ分解！新素材の消臭下着【瞬... |
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