山口知事選、投票進む＝無所属4新人の争い

　任期満了に伴う山口県知事選の投票が29日午前、始まった。4期務めた二井関成知事（69）の引退に伴い、16年ぶりに新たなリーダーを決める選挙には、無所属の4新人が立候補。雇用対策や行財政改革、上関原発建設計画の是非などが争点で、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍岩国基地搬入問題も焦点となった。投票は午後8時に締め切られて即日開票され、同日深夜に大勢が判明する見通し。
　県選挙管理委員会によると、午後2時現在の推定投票率は21．75％で、前回選挙を3．04ポイント上回っている。
　立候補しているのは、NPO法人代表の飯田哲也氏（53）、元県課長の三輪茂之氏（53）、元国土交通審議官の山本繁太郎氏（63）＝自民、公明推薦＝、元衆院議員の高邑勉氏（38）の4人。