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相場操縦容疑、立件へ 大分の男性、利益1億円か
2010 / 10 / 06 ( Wed ) 1日のうちに株式の売買発注を繰り返し、株価を不当につり上げるなど相場操縦の疑いが強まったとして、検察当局と証券取引等監視委員会は近く金融商品取引法違反の疑いで、大分県内の男性への本格捜査に乗り出す方針を固めたもようだ。こうした取引手法を行う投資家はデイトレーダーと呼ばれ、男性の数年間にわたる不正取引での利益は1億円に上る可能性もあるとみられる。
市場関係者によると、この男性は買う意思がないのに高値で大量の買い注文を出し、買い気配が高まった後に注文を取り消す「見せ玉」と呼ばれる手口などで、株価を不正につり上げた疑いが持たれている。値上がり後に売り抜け、利益を得ていたとされる。 また、男性のパソコンのIDなどを入手した知人が、ネットから男性が注文していた銘柄情報を閲覧し、株取引を繰り返していた疑いも浮上。この知人については不正アクセス禁止法違反の疑いもあるため、立件の可否を検討するとみられる。 証券業界関係者によると、デイトレーダー人口は推計で約5万人前後いるとされ、手数料の自由化などを背景に、10代や20代のデイトレーダーが増加している。ただ、ネット取引は「発注件数が膨大で証券会社の顧客チェックも甘くなりやすい」(関係者)とされ、ゲーム感覚で株取引を行う相場操縦の温床とも指摘されている。また、デイトレードは地方、首都圏在住を問わず、簡単にできることから、証取委が全国のデイトレーダーらの取引状況の監視を強化している。 最近の相場操縦事件としては、昨年9月、早稲田大学の投資サークルOBグループが見せ玉を使った手口で株価を不正につり上げるなどして逮捕され、不正利益は総額30億円超に上ったことが判明している。 ☆…今月のピックアップ…☆ 体臭が気になる方向けの人気消臭下着 ★ポイント10倍!【瞬感消臭男性用ブリーフ】/くさいニオイもすぐ分解!新素材の消臭下着【瞬... |
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