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党籍あるのに投票権なし、一部の地方議員反発
2010 / 09 / 02 ( Thu )
 民主党代表選で、投票権を持つ「地方議員」の資格を巡って、民主党籍を持ちながら投票権を与えられなかった群馬県の議員から反発の声が上がっている。

 「地方議員」は、党本部への登録が必要で、県連役員会での全会一致の承認が必要だが、登録から外されたのは、労働組合の支援を受ける「労組系」が大半。県連は2006年に発覚した不正経理問題をきっかけに、労組系と保守系に内部分裂した経緯があり、再び対立が表面化した格好だ。

 県連の中島政希会長代行によると、投票権を持つ地方議員11人は、5月末の役員会で決定。「総支部長から異論がなかった方だけを登録した。選挙の支援を巡って反党的行為もあったので仕方ない」と説明する。

 しかし、07年の県議選で、民主党公認候補として当選した大沢幸一県議は「一方的に排除するやり方はおかしい。外された議員と対応を協議したい」と反発。別の労組系議員も「投票できないなんて知らなかった。許せない」と声を荒らげた。

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