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線香のにおい漂う刑場、手を合わせ入る
2010 / 08 / 27 ( Fri )
 「究極の刑罰」を行う刑場が、27日、報道陣に初めて公開された。

 戦後65年間に、絞首刑を受けた死刑囚は660人余。「生命を絶つ厳粛な場」との理由で長く秘密のベールに包まれていたが、裁判員制度の導入などを背景に実現した。案内する拘置所職員らも初めて目にする報道陣も、ピリピリした緊張感を漂わせた。

 この日、東京・小菅の東京拘置所に集まった報道陣は26人。「保安・警備上の支障がある」という理由から、窓のカーテンを閉め切って外が見えないようにしたマイクロバスで刑場まで移動した。

 刑場に到着し下車すると、すぐに線香のにおいに気づいた。刑場に入る扉の内側には塩も盛られている。案内役の拘置所幹部や同行した法務省職員は全員が、刑場や各部屋に入る際には、必ず入り口で手を合わせて一礼してから入った。

 2階建ての刑場の天井までの高さは階上、階下とも約4メートル。死刑執行が宣告される部屋は約15畳、踏み板のある執行室は4・8メートル四方で約14畳の広さだ。この刑場では、使用が始まった2006年12月以降、17人の刑が執行されている。

 踏み板から、検事などが執行の様子を見守る立会室までは8・5メートル。立会室から執行室の方向を向くと、踏み板近くにいた職員の姿がはっきりと大きく見えた。

 法務省の説明では、執行に携わる刑務官は約10人。ボタンを押す刑務官3人に合図を送る役目や、死刑囚の首にロープをかける役目もある。同省幹部からは、「手が震えるほどの緊張感のなか粛々と執行している」など、携わった現場の刑務官の声も紹介された。

 執行の際は、階下で、拘置所の医師がつり下げられた死刑囚の死亡を確認し、その後5分が経過してから首のロープがほどかれる。立会室からは階段で下りられるようになっているが、報道陣が下りることは禁じられた。「死刑囚が生命を絶つという極めて厳粛な場所で、死刑確定者などに与える影響に配慮した」(同省矯正局)との理由だった。

 刑場が公開された時間は午前10時過ぎから15分。「死者の魂がいるところだから」と、説明にあたる職員以外は沈黙を守るよう求められた。(松本英一郎)

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