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重信被告、懲役20年確定へ 日本赤軍ハーグ事件 最高裁が上告棄却
2010 / 07 / 17 ( Sat )
 ■「アラブで残した宿題したい」

 日本赤軍がオランダ・ハーグの仏大使館を占拠した「ハーグ事件」などで、殺人未遂や逮捕監禁などの罪に問われた元日本赤軍最高幹部、重信房子被告(64)の上告審で、最高裁第2小法廷(竹内行夫裁判長)は重信被告側の上告を棄却する決定をした。懲役20年とした1、2審判決が確定する。決定は15日付。

 重信被告側はハーグ事件について、「実行犯らと謀議した日時や場所も不明で、共謀は証明されていない。事件はパレスチナ解放人民戦線の作戦だった」として無罪を主張していた。

 1、2審判決などによると、重信被告は1974(昭和49)年9月、武装した元日本赤軍メンバー、和光晴生受刑者(62)=無期懲役確定=らと共謀、オランダ・ハーグの仏大使館を占拠、ハーグ市警察の警察官に発砲し、重傷を負わせるなどした。

 重信被告はパレスチナ解放闘争との連帯を掲げ、昭和46年にレバノンに出国し、その後、日本赤軍を結成。帰国して潜伏中の平成12年、大阪府内で逮捕された。13年には日本赤軍解散を表明した。

 「とにかく世の中を変えたいという思いは変わりません」

 昨年6月、東京拘置所で産経新聞の取材に応じた重信房子被告はこう語った。

 その一方で、全共闘運動について、「学生だけの運動になっていた。当時は全体を見通せる気になって『世界を変える』といい気になっていた。大義のためなら何をしてもよいという感覚に陥っていた」と振り返るなど、社会運動への意欲を持ち続けながらも、その方法論について、率直な思いを吐露していた。

 昨年、がんの摘出手術を受け、現在も抗がん剤治療を続ける重信被告。16日夕に接見した大谷恭子弁護士には、「元気にみんなと再会し、アラブで残した宿題をしたい」と語ったという。

 1審判決を支持し、懲役20年とした昨年12月の2審東京高裁判決では、被告席で詠んだ「いちょう舞い さざんかの咲く日に 法廷の 控訴棄却は終わりにあらず」という短歌に思いを託した。退廷の際、握った右手の拳を高々と挙げて「ありがとう。よいお年を」と傍聴席に声をかけた。

 創作した短歌は、歌集「ジャスミンを銃口に」などとして発表。また、昨年7月には活動を振り返る手記を出版するなど、拘置所でも意欲的に活動する。

 上告趣意書には「アラブに、『ラクダが針の穴を通る』という言い方がありますが、私は、ハーグ事件無罪を主張し、上告審の狭い門の前に、今立っている心境です」とつづった。

 1、2審について、「国家に対する反逆者という烙印(らくいん)のもとで、予(あらかじ)め決めた検察の物語によって有罪が作られた」と厳しい言葉で非難。しかし、大阪で逮捕され、東京に向かう様子を「新幹線の車窓から熟れた朱色の柿や、黄金色の積まれた稲穂。日本の豊かな秋を眺めながら東京に向かった。あの穏やかな秋晴れを今でもまざまざと思い出す」と情緒豊かに記した。

 上告趣意書は「どこに居ても、みんなと共に、生命ある限り、一人の『良き日本人』でありたいと思います」と結ばれている。

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