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<伊豆大島>島外へ避難所へ やまぬ雨、港も混乱
2013 / 10 / 20 ( Sun )

<伊豆大島>島外へ避難所へ やまぬ雨、港も混乱

毎日新聞 10月20日(日)22時3分配信

 「いつ元の生活に戻れるのか」−−。台風26号で大きな被害を受けた東京都大島町(伊豆大島)の元町地区などに発令された避難勧告は20日、丸1日を超えた。勧告が解除されても、すぐに台風27号の接近が予想される。避難所で耐える人、島外へ脱出する人。皆、疲労困憊(こんぱい)している。

 ◇車のライトで調理

 19日夜から都立大島高に避難している元町2の小林マス子さん(74)は「体育館の床は板張りで硬く、毛布1枚を敷いただけでは眠れなかった。すぐにでも帰宅したいんだけど」とため息をついた。大雨や行方不明者が気になるが、避難所にテレビが1台しかなく、情報がつかめないという。

 元町家の上の会社員、山田純一さん(30)は子ども4人を含む7人で避難。一番下の次男はまだ生後1カ月で「2次災害が怖い。いつになったら落ち着いた生活に戻れるのか」と話した。

 20日夕に停電した避難所の調理場にいた女性は「びっくりしたが、外から車のライトで照らしてもらい調理を続けた。頑張るしかない。電気がついた時は自然と拍手が起きた」。町北部の町立さくら小学校には雨脚が強まった午前中、100人以上の住民が避難。

 一家で身を寄せた同町泉津の主婦、稲田つる子さん(52)は「三原山の噴火は警戒していたが、水害は思いもよらなかった」と話した。

 島内6カ所の避難所には19日午後10時現在で990人が避難していたが、20日午後7時には651人まで減った。

 避難所で一晩過ごした後、知人や親戚宅に移る人も多く、日赤の医療救護班が巡回して健康相談や心のケアにあたった。【小泉大士、竹内良和】

 ◇仕事の夫を残し

 岡田港にあるフェリー発着場は20日朝から島外に脱出する人でごった返した。東京港・竹芝ふ頭に向かう高速船の切符を買い求めていた大島町元町4の主婦(38)は仕事がある夫を島に残し、7歳と1歳の息子を連れて杉並区の実家に身を寄せるという。「大人だけなら素早く動けるが、小さい子供がいるとそうはいかない」

 多摩市の無職、中江智明さん(62)は、元町地区で1人暮らしをする父(85)を自宅に連れて帰ることにした。19日夜から2人で避難所で過ごしていたが、父の具合が悪くなってきたという。【後藤豪、五十嵐和大】

 ◇入院患者、輸送機で

 町で唯一入院できる診療所・大島医療センターの入院患者14人は20日、自衛隊の輸送機で都立広尾病院(東京都渋谷区)に移送された。センターは避難勧告対象地区にあり、2次被害を防ぐための対応。60~90代の男女が救急車や自衛隊の車で約6キロ離れた大島空港に向かい、担架や車いすで機内に運ばれた。

 元町地区の主婦、柳瀬知恵子さん(70)は病院から車で運ばれる夫の俊男さん(76)を心配そうに見つめた。

 「避難は(1986年の)三原山の大噴火以来。夫はすごく不安がっている。勧告が解除されたら、私だけ島に戻るか考えたい」

【神保圭作、安高晋】



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