2ntブログ
スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top
<震災復興費>35%が未使用 改善わずか 予算執行に課題
2013 / 07 / 31 ( Wed )

<震災復興費>35%が未使用 改善わずか 予算執行に課題

毎日新聞 7月31日(水)21時34分配信

 2012年度の東日本大震災復興費9兆7402億円のうち、35.2%にあたる3兆4270億円が使われなかったことが31日、明らかになった。そのうち2兆2030億円は13年度に繰り越し、1兆2240億円は不用額として復興特別会計に繰り入れた。復興特会は復興増税などが財源になっているだけに、効率的な執行が求められる。安倍政権が掲げる「復興の加速」は、かけ声ほど簡単ではなさそうだ。

 12年度の執行率は64.8%で、11年度の60.6%からわずかな改善にとどまった。菅義偉官房長官は31日の記者会見で、予算執行に「あらゆる手段を講じて取り組んでいる」としながらも、「地元住民の合意が優先する事業もあり、なかなか難しい」と認めた。

 根本匠復興相は、住民との合意形成に加え「執行段階で資材や人手が不足するという問題もある」と指摘する。復興庁によると、予算が足りずに必要な事業が実施できなくなる事態を避けるため、予算を多めに確保している面もあるという。

 繰り越し分は12年度に契約を終えるなど翌年度以降の使途が決まっており、復興庁は「契約ベースでみれば執行率はもっと高くなる」と説明する。ただ、繰り越しが認められるのは2回までだ。

 一方、事業自体をやめる不用額はいったん復興特会に戻し、14年度までに改めて復興事業に使う予定。不用額の主な内訳は、農林水産業施設の復旧事業が2215億円▽公共土木の復旧事業が1858億円▽被災者生活再建支援金が1401億円▽土壌などの除染が1011億円−−など。復旧事業の遅れは、地元住民や自治体との調整に時間がかかっているためという。

 執行率の低さが目立つのは除染事業で32.1%。関連経費は、原発事故で避難区域に指定され国直轄の除染の対象となった福島県内11市町村や、避難区域外で「汚染状況重点調査地域」に指定された全国101市町村を対象に使われるが、作業は予定通りに進んでいない。

 福島県飯舘村では、昨年9月の除染開始以降、除染の範囲を巡って住民との合意が整わず、宅地で実施済みなのは計画の2%(今年6月末現在)。環境省は8月から工程を見直す作業に入る方針だ。

 また、同県内の汚染状況重点調査地域では、計画した住宅除染23万8864戸のうち、完了したのは3万5886戸にとどまる。市街地では落ち葉や土の仮置き場の確保が困難なうえ、除染で出た汚泥を自宅敷地内で保管することに多くの住民の同意が得られていない。県除染対策課は「これといった解決策がなく、地道に進めるしかない」と話す。

 執行率の向上について、根本氏は「制度的な後押しが必要」と強調するが、妙案はない。31日、首相官邸を訪れた福島県の佐藤雄平知事は「復旧、復興はできる限り全力で進めるが、できない部分が出てきても仕方ない」と記者団に語った。【水脇友輔、蓬田正志】



☆…今月のピックアップ…☆
長いつばが特徴のニット帽!かわいくて小顔に見えるから人気なんです☆☆☆

選べる9色展開!長めのつばで小顔効果抜群!ケーブル編みニットキャスケット【送料無料】売れて...
23 : 00 : 02 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<元民主議員秘書、タクシー運転手へ恐喝未遂容疑 | ホーム | 元特捜検事を再度不起訴へ=虚偽報告書問題―最高検>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://nobueblog.blog.2nt.com/tb.php/3732-6eb603a1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |