猛暑続く、東京と三重で２人死亡…熱中症か

　東海や西日本を中心に１３日も猛暑が続き、東京都と三重県で２人が死亡した。

　１３日午前１１時２０分頃、東京都あきる野市の民家で、住人の女性（８０）が呼吸困難になっているのを家族が発見、女性は搬送先の病院で死亡した。三重県紀宝町では午前１０時４０分頃、山林で伐採作業をしていた男性（３１）が倒れ、搬送先の病院で死亡した。いずれも熱中症が原因とみられる。

　気象庁によると、この日は全国９２７か所の観測地点のうち、三重県熊野市で３７・１度、和歌山県新宮市で３６・９度を記録するなど３５か所で３５度以上の猛暑日となった。関東は雲が広がったが気温は高く、東京都心で３４・４度を観測した。東京で９８人、神奈川県で８８人が熱中症で搬送された。