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重症心疾患、モンゴルの1歳女児 望みかけ日本で手術へ 明美ちゃん基金
2010 / 06 / 29 ( Tue ) ■「生きてこられたのが奇跡」家族、支援に感謝
【ウランバートル=油原聡子】先天性の重い心臓病に苦しむモンゴルの女児(1)に対し、産経新聞社は国内外の心臓病に苦しむ子供を救う「明美ちゃん基金」の適用を決めた。女児は母親とともに30日に来日、東京女子医大病院(新宿区)に入院し、精密検査を受けた後、手術を受ける予定。昭和41年の基金設立以来、モンゴル人への適用は初めて。 女児は、同国の首都ウランバートルに住むトゥメンザマー・アリウンゴーちゃん。昨年6月、ウランバートルの市場で雑貨店の店員を務める父親のダムバダルジャー・トゥメンザマーさん(32)と母親のドルジスレン・トゥグスジャルガルさん(31)の間に生まれた3人姉妹の末っ子だ。 生後まもなく先天性心疾患と診断されたが、モンゴルでは詳しい病名の判断がつかずにいた。医師の勧めで昨年7月、台湾の病院に症状をメールで送り、診断してもらったところ「来院してもらわないとはっきりしたことはわからないが、手術費用は4万ドル(約360万円)」との返信が来た。 一家の月収は約30万ツグリク(約2万3千円)。生活は厳しく、自分たちで作った簡素な平屋の住宅で暮らしている。父親のトゥメンザマーさんは「生活費が足りず、借金をすることもある。自分たちで用意できる金額ではなかった」と振り返る。 今年5月、モンゴルで心臓病の子供の検診活動をボランティアで続けてきたNPO法人「ハートセービングプロジェクト」(東京都、羽根田紀幸理事長)が受診してきたアリウンゴーちゃんを診察、病名は「大動脈弓離断症」だと判明した。 大動脈弓離断症は、心臓から全身へ血液を送る大動脈が生まれつき途中で切れており、下半身に血液が送られない病気。アリウンゴーちゃんの場合は合併症がなく、途切れた部分を迂回(うかい)して、上半身から下半身に小さな血管が流れていたため、生きてこられた。放置すれば、心臓の左心室の動きが低下して、死に至るという。手術を担当する予定の東京女子医大心臓血管外科の平松健司講師は検診結果を見て、「今まで生きてこられたのが奇跡」と話す。 アリウンゴーちゃんの容体は現在安定しており、見た目は健康な赤ちゃんと変わらないが、泣き出すと顔が青くなって息苦しそうになり、血圧も200にまで上昇する。 トゥグスジャルガルさんは「家族を残して日本に行くのは心配だけれど、手術するチャンスをくださった日本の方に感謝したい」と希望を託す。 アリウンゴーちゃんと仲良しの3人姉妹の長女、サランゴーさん(12)は「2人が帰ってくるまで家事はがんばるから、絶対治ってほしい」と涙を見せた。 ☆…今月のピックアップ…☆ 体臭が気になる方向けの人気消臭下着 ★ポイント10倍!【瞬感消臭男性用ブリーフ】/くさいニオイもすぐ分解!新素材の消臭下着【瞬... |
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