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<小沢元代表無罪>野党は道義的責任を強調 攻勢へ
2012 / 04 / 26 ( Thu ) 自民党は、民主党の小沢一郎元代表に無罪判決が出たことに対し、元代表の政治的・道義的責任を強調して、元代表の国会への証人喚問を要求するなど攻勢を強める。一方で、消費増税法案に反対する元代表の影響力拡大が増税法案への賛成と引き換えの「話し合い解散」に影響することを懸念。ただ、今国会中の衆院解散には他に有力な選択肢もないため、野田佳彦首相の出方を見極めつつ、「話し合い解散」を模索し続けるしかない状況だ。
「元代表のグループは消費増税に真っ向から反対しており、民主党内での影響は無視するわけにいかない。消費増税に『政治生命を懸ける』と言ってきた首相の本気度が試される局面だ」。自民党の谷垣禎一総裁は26日の記者会見で、首相の「本気度」を注視していることを繰り返し強調。元代表排除に踏み切る覚悟を求めた。 自民党が視野に入れる「話し合い解散」は、野田政権に攻勢をかけて自民党に協力を求めざるを得ない状況に追い込んだ上で、最後は首相の消費増税法案に懸ける思いをてこに解散に持ち込む戦略。ただ、執行部内では、元代表の判決前から「首相は(元代表に近い)輿石東幹事長ら民主党幹部もコントロールできておらず、このままでは何もできないまま弱体化する」と首相への不信も広がっていた。 しかし、谷垣氏も今国会中に衆院解散を実現できなければ9月の党総裁選での再選は危うくなるため、首相の「覚悟」に頼らざるを得ない側面もある。谷垣氏側近は「(元代表の無罪判決後も)自民党の協力なしに法案が成立しない状況は変わらない」と述べ、「話し合い解散」を検討し続ける考えを示した。 一方で、公明党は、民主、自民両党による「話し合い解散」には慎重で、今国会中に消費増税法案を否決して首相を解散に追い込む方針。だが、元代表の影響力拡大で法案採決の先延ばしも現実味を帯びており、党幹部は「解散戦略の根底が崩れる」と危機感をあらわにした。【坂口裕彦、福岡静哉】 ☆…今月のピックアップ…☆ 長いつばが特徴のニット帽!かわいくて小顔に見えるから人気なんです☆☆☆ 選べる9色展開!長めのつばで小顔効果抜群!ケーブル編みニットキャスケット【送料無料】売れて... |
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