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赤字のお仕事 小遣い2円?
2011 / 11 / 13 ( Sun ) 科学面で赤外線天文衛星「あかり」が約134億年前の星々の光を捉えることに成功したとの記事を読みました。今年の1月にはNASAがハッブル宇宙望遠鏡を使って約132億年前とみられる銀河を発見したとの記事もありました。この132~134億年前のはるか昔、宇宙誕生と言われる約137億年前のビッグバンから3億年から5億年後の初期宇宙の光を知ることによって、この宇宙がどのようにして出来たか解明されることに期待したいものです。
このように書いてきましたが、筆者は天文に詳しくはないので、専門的な話をこれからしようというわけではありません。ちょっとだけ興味があるというていどですし、ここは校閲業務に関する話をしなくてはいけません。 上の文章を読んで気がついたところはありましたか。専門用語や誤字の類いではありません。 数字の幅を表したときに「132~134億年のはるか昔」としましたが、校閲ではこれが問題となるところです。その前に「134億」「132億」と出てきたので、132億年から134億年の幅だとすぐに理解できるでしょう。しかし、「132」が132億年ではなくて132年だったらどうでしょうか。やはりこの場合も「132~134億年」の表記になると思います。132万年だったら「132万~134億年」になるので、132億年から134億年の幅だったら数字の単位語を省かずに「132億~134億年」と表記しなければいけません。 スケールが大きな話でしたが、もっと身近な例で、「小遣いが2~3万円」だったらどうでしょうか。2万円から3万円と思ったのが1万円なんてことがあるかもしれません。そうならないように「2万~3万円」として数字の幅をきちんとしておかなければいけませんね。 ただ「2万円~3万円」のようにひとつの単位や助数詞の中での幅を表しているときには初めの「円」などの単位や助数詞は省略して構わないのです。 数字の幅ではないですが、先日、年賀はがき販売の記事でこのような初校が出てきました。 「総発行枚数は前年と同規模の約38億2000枚を予定している」 おおよそとはいえ2000枚はあまりにも半端な数です。単純に「万」が抜けていただけですが、数字の幅を表すときとは別に単独でもこのように「万」が抜けて出稿されてくるものもありますので気をつけなければいけません。 (な) ☆…今月のピックアップ…☆ 長いつばが特徴のニット帽!かわいくて小顔に見えるから人気なんです☆☆☆ 選べる9色展開!長めのつばで小顔効果抜群!ケーブル編みニットキャスケット【送料無料】売れて... |
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