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紀伊半島豪雨「息子が助けに帰ってきた」 和歌山・新宮市の過疎高齢集落
2011 / 09 / 22 ( Thu )
 ■困難支える家族の絆

 台風12号の豪雨で大きな被害を受けた和歌山県の山間部では、過疎・高齢化が進む集落で、住民が今も困難な生活を強いられている。そんな中、市街地につながる国道が寸断され、一時ライフラインも途絶えた熊野川沿いの新宮市熊野川町では、県外などに移り住んだ子供たちが実家に駆け付け、浸水した住宅の後片付けを手伝った。「子供が来てくれたんや」と喜ぶお年寄り。苦境が逆に、家族の絆を強めている。

 熊野川町では、山中の険しい迂回路(うかいろ)が市街地への唯一の道になっており、普段なら約20分で行ける距離に、1時間半ほど要する。

 多くの住宅が浸水被害を受けた西敷屋地区(約40戸)。向井地(むかいじ)開さん(84)、ミハさん(83)夫妻は2人暮らしで、自宅1階がすべて浸水した。

 被災から数日後、電気や水道、電話も途絶えた中で途方に暮れていた2人のもとに、東京で暮らす三男、永男さん(53)が駆け付けた。

 数日間にわたって滞在し、自宅内の泥をかき出し、故障した冷蔵庫や洗濯機を修理してくれた。

 永男さんが「また来るから」と言い残して去った後、今度は大阪市内に住む次男、茂喜さん(55)が訪れ、片付けを手伝った。「いつもは私らが米を送ってやるのに、持ってきてくれたんよ。息子らは大活躍やった」。ミハさんは目を細める。

 現在、向井地さん宅には、和歌山県田辺市に住むミハさんの妹、輪玉綱子さん(68)が滞在し、2人を支える。向井地さんは「集落は年寄りばかりで、みんな自分のことで精いっぱい。こんなときはなんと言っても家族やな」と語る。

 「親が心配だったから」。和歌山市の医療事務の女性(51)も、80代の両親の世話のため、10日から西敷屋地区を訪れている。両親宅は2階まで浸水し、地区内の空き屋で3人で避難生活を送る。

 断水や停電が解消されるまで、近くの湧き水で洗濯し、夜はろうそくの明かりが唯一の頼りだった。

 女性は和歌山市での同居を提案したが、両親は住み慣れたこの地区を離れることを嫌がっている。「これからどうなるかまだ分からないけれど、また来る予定です」。女性は仕事の都合で24日にはいったん自宅に戻るつもりだが、後ろ髪を引かれる思いでいる。

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