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<放射性医薬品過剰投与>技師が独断で量を決定
2011 / 09 / 01 ( Thu ) 甲府市立甲府病院(小沢克良=かつら=院長)が放射性物質を使った検査で基準を超える量の検査薬を子供84人に投与した問題で、同病院は1日、投与量は男性放射線技師(54)が独断で決めていたと発表した。日本核医学会のガイドラインでは、投与量は医師が指示することになっている。また、この技師が、「放射性医薬品投与記録」に、実際の投与量より少ない数値を記載していたことも明らかにした。
技師は、少ない数値を記載したことに「実際に投与した量を書いては、保険請求が通らないため」と説明しているという。小沢院長は「改ざんに当たる」との認識を示し、「検査薬の投与量の適正化が行われず、組織体制が不十分だった」と陳謝した。 同病院は先月31日、県から、放射性医薬品投与記録の管理などに不備があったとして、口頭指導を受けていた。 同病院によると、「テクネチウム」などの放射性物質を含んだ医薬品を投与して臓器の機能などを調べる検査を99年以降、腎臓などに疾患の疑いのある15歳以下の145人に行い、84人に対し2倍を超える量を投与、うち41人には10倍以上の量を投与していた。【山口香織】 ◇放射線技師が決めることは通常あり得ない 日本核医学会幹事の細野眞・近畿大教授(核医学)の話 検査自体は一般的だが、薬剤の投与量は被ばく量を考えて担当医が決めねばならず、放射線技師が決めることは通常はあり得ない。技師も子供の場合は被ばくが気になって投与量を医師に確認するはずだ。全国の他の医療機関でも、薬剤の投与量をどう決めているのかを学会として調査する必要がある。 ☆…今月のピックアップ…☆ 長いつばが特徴のニット帽!かわいくて小顔に見えるから人気なんです☆☆☆ 選べる9色展開!長めのつばで小顔効果抜群!ケーブル編みニットキャスケット【送料無料】売れて... |
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