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＜東日本大震災＞政府の地震調査委 津波の長期評価実施へ
2011 / 05 / 12 ( Thu ) 東日本大震災を受け、政府の地震調査委員会は、日本各地の沿岸で将来起こりうる津波の高さや確率などを予測した長期評価を行う方針を固めた。これまで過去の研究に基づき、地震の規模や震度の発生確率を推計、公表してきたが、揺れによる災害に重点が置かれ、津波は十分考慮されていなかった。調査委長期評価部会長の島崎邦彦・東京大名誉教授が１２日、東京都内で会見し明らかにした。
調査委は０９年に公表した地震調査研究の１０年計画で、取り組むべき課題に津波予測を挙げていたが、震災発生で前倒しを迫られた形だ。事務局の文部科学省は「地震の揺れと比較して津波はデータが少なく、知見の蓄えがなかった」としている。今後、長期評価部会で津波の高さに影響を与える海底地形の調査や津波の観測手法を議論。具体的には、国内の沿岸全域で３０〜１００年程度に起こり得る津波の高さや確率、浸水域などを公表する案が出ている。 島崎名誉教授は「これまでも強震動（建物に被害を及ぼす強い揺れ）と共に津波の長期予測はあるべきだった。サイエンスとして対策をしなかったことが、今回の事態につながったかもしれない」と述べた。 一方、調査委は震災を受け、東海地震や東南海地震など日本周辺の特定の海域で想定されている地震の発生確率などを見直すことを決めている。【八田浩輔】 ☆…今月のピックアップ…☆ 長いつばが特徴のニット帽！かわいくて小顔に見えるから人気なんです☆☆☆  選べる9色展開！長めのつばで小顔効果抜群！ケーブル編みニットキャスケット【送料無料】売れて... |
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